健康に対する思いとか
今回、自分の健康に対する思い、考えを整理してみたいと思い、この記事を書きました。
以下、思いつくままに書いているので、読みづらい部分多々あると思いますのでご了承ください。
自分の健康から家族の健康へ
就職してから、毎年職場で健康診断を受けています。
今のところ、毎年ほとんどの検査の数値が、真ん中の問題なしの帯(その外側に、ちょっと高い、ちょっと低い、の帯がある)に入っています。
毎年そんな感じだったので、私は自分の健康にそこそこ自信がありましたし、年をとっても山登りできるような体力と健康を身につけておくことができるようにしたいと思っていました。
かといって、特別なことは、日々のスクワットや時々のランニングくらいで、仕事で帰りが遅くなることが多かったので、食事はコンビニやスーパーでできあいのものを買って帰ることも多くありました。
それでも、特に太ったりすることもなく、10kmマラソンやハーフマラソンで結果を伸ばしていけたので、自分の生活を見直すことはありませんでした。
結婚してからも、家で作るメインの料理は鶏肉や豚肉が中心で、魚はスーパーで高いからという理由でなんとなく少ない頻度になっていました。
納豆などの発酵食品を食べたり、 冷え性なのでしょうがやねぎなど体を温める食材をとるように気を付けたりはしていました。
そんな私が、自分の健康だけでなく家族の健康を強く意識するきっかけになったのが、義母の病気(がん)でした。
義母は約半年の闘病生活の末、亡くなりました。
ほんの少し前までお元気だったのに、あっというまでした。
義母にはこれから教えてもらうべきことがたくさんあったと思うのに、叶わぬままでとても残念でしたし、なんであんなにいい人が、とか、孫を抱かせてあげたかった、とか、やるせない思いでいっぱいになりました。
それと同時に、「誰でも病気になり得るんだ」という事実が重くのしかかってきました。
夫からちょこちょこ聞く話だと、夫の家では私の家よりもずっと健康的な食生活をしていたようです。
脂っこいものよりもお刺身など魚中心の食事で、子供の頃はおやつなどの間食もあまりしていなかったそうです。
食べ物の好みも、こってい系よりあっさり系です。揚げ物より生もの。
ただ、食べる量はかなり多めではあったようなので、トータルでいうとどうなんだろうとも思いますが。
(夫の家族はみんな、びっくりするくらいよく食べますが、ちょっとぽっちゃりの夫以外は普通体形、むしろ細身です。)
結婚してしばらく、肉が多めの食事になってしまっていたこと、夫に対し申し訳ないと思っています。
今は肉、魚、肉、魚を日ごとに交互に夕食のメインにするようにしています。
義母が病気になったことで、自分の夫や子どもも、そのリスクが平均より少し高いのかもしれない、ということを自覚し、家族の健康を守りたい、守らねば、と強く思いました。
そのためにできることは何か。
食事療法との出会い
元々、健康や筋トレについての情報収集が好きだった私は、雑誌や本、ウェブサイトなどを通して様々な情報に触れていましたが、
その中で、「これだ!」とピンときたのが、「アトピーが治った!」という電子書籍でした。
(同じ著者の「花粉症が治った!」のレビューを以下の記事に書いています。アトピーの本も方向性は同じです。)
アトピーの本を読んで、「やっぱり日々の食事こそが身体(精神含む)をつくるんだ」という確信が持てました。
某筋トレ系の雑誌で、アミノ酸スコアを上げるために肉・魚・卵・乳製品・大豆の全種類をなるべく同時に摂取した方が良い、という記事を読んだことがありますが、
それとは逆のことが書いてありました。
タンパク質の摂取しすぎ、特に肉、卵、乳製品(あと豆乳)の、日本人が頻繁に食べるようになったのがごく最近の食品は、胃腸に大きな負担をかけてしまうので、それらのちゃんぽんはなるべく避けた方が良いとのことです。
私は、筋トレ系の雑誌は、日々アスリート並みにトレーニングをしてアスリートのような身体能力を目指す人向けの情報が書かれているので、そこまでのトレーニングをしていないふつうの人は、アミノ酸スコアよりも胃腸の負担を重視した方が良い、と解釈しました。
また、80代後半になっても背筋がのびてシャキシャキ歩いて元気な祖父母がどのような食生活をしているか聞いたところ、肉と魚を必ず交互にメインとしているということだったので、それにならうことにしました。
油の使用もずいぶん減りました。
夫があまり好きではないというマヨネーズは、家に常備しないことにしました。
どうしても炒め物をしたい時は、バターかココナッツオイル(においがきついのであまり使いたくない)を少し使っています。
いまのところ、全く支障ありません。
じつは健康とは言い切れなかった自分の身体
最初に、私は自分の健康に自信があったと書きましたが、上の章で触れた本と、あと薬膳・漢方の知識をまた別のいくつかの本でほんの少しかじったことにより、
ほんとうは自信を持つほどではないことがわかりました。
日常生活に支障が出るほどではないけれど、ちょっと気になる悩み。
・花粉症
・目の下のアザのようなシミ
・顔の全体的なくすみ、血色の悪さ
・まぶたのやせ
・歯並びが悪い(もうほぼどうにもならない)
・末端冷え性
・体形が弱々しい(トレーニングで改善しようとしている)
・生理痛(ないのが健康な状態、とは知らなかったので)
・年中出たり治ったりを繰り返す手荒れ
・爪が薄い
・お昼に外食すると夕方まで苦しく食欲がわかない
・季節によって、夜中に目が覚めて眠れなくなる
など…
いわゆる未病というやつですね。
よく考えてみれば、万全でないところが、思いつくだけでこんなにありました。
特に顔は体内の(内臓の)状態を表すディスプレイといわれるので、
食生活の改善でどれだけ効果が出るか楽しみです。
夫に関しては、職場で食べているものは管理しようがないので微妙ですが、せめて家で食べるものは、病気を遠ざけるものにしたいです。
また、花粉症は、油摂取の管理によってほとんど症状が出なくなりました。
生理痛も今のところほとんどない状態です。
他のものも、徐々に減らしていければいいな、と思います。
おわりに
健康は、長生きにつながります。
時々、「長生きしてもあまりよいことがない」と言う人もいます。
それもそうかもしれません。
自分が健康であったとしても、長生きすることは、親類や同年代の仲間が次々と病気になったり亡くなったりといった悲しい経験が増えていくことでもあるからです。
私は、健康でありたいとは思っていますが、それは長生きしたいという思いとは少し違います。
子どもが生まれてからは、正直、子どもの命の方が自分の命よりも大事に思えるし、子どもが元気で自分より後までこの世にいてくれるならなんでもいい、と感じるようになりました。
自分の健康は、子どものための健康だと今は思っています。
自分が元気で動けるから、子どもにごはんをつくってあげられるし、
家の中を清潔に保てるし、
子どもを外で運動させたり毎日一緒に遊んだりすることができます。
子どもの様子に目を配って、いけないことをしたら叱る、危険から守る、といったことも、
自分の心身の状態に余裕がなければ難しくなると思います。
あと、病気はほんとうに辛いです。
本人も、家族も。 みんな疲弊します。
今日食べるものが、今日の自分の行動が明日の体をつくるから。
少しでも家族が病気になるリスクを下げられることは、最優先でやっていきたいと思っています。