はみがきしながらスクワット

趣味や生活のブログ

お子様ランチのどこがお子様向けなの?と言う話

現在1才の娘のお世話をしている母親です。

 

 

この記事では、

子どもの食事に関して最近思ったことを書いています。

 

 

 

1.お子様ランチのどこがお子様向けなの?

 

なの?と言われても。

 

 

ですが、個人的にはそこらの外食チェーンで見るお子様ランチに対し、

ちょっと「??」ってなったので、

その思いについて書きたいと思います。

 

 

 

 

娘が1才になり、離乳食も完了期にさしかかりました。

 

 

これまでは、外食する時はベビーフードの離乳食を持って行って食べさせ、

大人のもので取り分けられるものがあればちょっと分けてあげる、

といった感じだったのですが、

だんだん娘の食べられるものも増えてきて、

私もお子様ランチを少し意識するようになってきました。

 

 

 

そもそも飲食店のお子様ランチがターゲットにしているのは、

なんとなく、3〜5才くらいの子どもかな、と感じます。

おまけでくれるおもちゃの感じからしても。

 

 

とはいえ、

大人と同じ食事に至るまでのステップとして設定されているのは確かです。

 

 

そう考えたときに、

お子様ランチの内容を見ると、

子どもに食べさせるのはちょっと、

と躊躇してしまうのです。

 

 

 

 

先日、ベビーフードを持った上で焼肉系のお店に行った時のこと。

 

「食べられる部分だけ」と言って娘に初めて注文してみたお子様ランチは、

かなり典型的なお子様ランチでした。

 

  • ごはん
  • つくね(ハンバーグ)
  • 牛焼肉
  • フライドポテト、ケチャップ
  • レタス少々
  • ゼリー
  • フルーツジュース

 

といったラインナップ。

 

 

他のお店だと、牛焼肉の代わりにエビフライ、みたいなパターンもよく見る気がします。

 

 

 

どうでしょう、これ。

 

炭水化物、たんぱく質、油、砂糖食物繊維、ビタミン

 

 

バランス悪くない?

 

 

 

脂っこすぎない??

 

 

 

野菜少なすぎない???

 

 

 

 と、気になってしまったわけです。

 

 

ちなみに、大人の定食だと、

フライドポテトはつかず、

ジュースやゼリーももちろんつかず、

葉野菜の浅漬けと、

根菜の煮物がついています。

 

 

 

 

 

それよそれ。

 

 

 

 

 

フライドポテトやめて、

根菜の煮物、お子様にもつけたげてーーーーー!!!

 

 

 

って心の中で叫びました。

 

trekking.hatenablog.com

 

 

 

そりゃあ大人だって、

お肉とごはんばっかり、とか

お魚とごはんばっかり(寿司)とか、

そういう外食をする時もあると思います。

 

 

でも、あるんやん?

根菜の煮物。

子どもにもバランスとってあげたらよくない??

 

 

 

ちなみにこの日、娘には

ごはん、レタス、つくねのみ食べさせました。

わりと喜んで食べていました。

 (一歳児にはこれも本当はまだ早いのかもしれません。)

 

 

2.根菜の煮物がない理由

 

ここからは私の個人的な想像、というか妄想です。

 

 

じゃあなんでお子様ランチに野菜がほとんどなくて、

ハンバーグやフライドポテトや甘いジュースやゼリーなの?

と考えてみました。

 

 

その結果、

  1. 外食は非日常を楽しむエンターテイメント
  2. 外食は親の息抜き

 

という2つの理由に思い当たりました。

 

ます1ですが、

外食は、ふだんの家の食事をやめて食べに来る場です。

 

そこでは、お金さえ払えば、

たくさんのメニューの中から好きなものを注文し、

待っているだけで食事が運ばれてきます。

 

料理も、家庭では使わない食材や、

海外の本格的な料理を楽しむことができます。

 

 

おいしそうだな、と注文し、

わくわくしながら料理が運ばれて来るのを待ちます。

 

 

そう、外食で私たちはこのわくわく感を味わっているのです。

 

 

そのわくわく感を子どもにも味わってもらおうと考えた結果、

デザートのゼリーや甘いジュースが登場し、

柔らかく食べやすいハンバーグ、

香ばしい揚げものなどのチョイスになったのではないでしょうか。

 

 

おそらく、昭和のどこかの時点で。

 

 

 

「根菜の煮物」には、悲しいことにこのわくわく感がないんですね。

 

 

にんじんやれんこんといった食材も、

しょうゆ味も、

そして何より「煮物」であるというところから、

いかにも「日常」という雰囲気を醸し出してしまうのでしょう。

 

 

それが、お子様ランチに野菜が少ない1つ目の理由だと思います。

 

 

そして2つ目です。

 

野菜の嫌いな子どもって、今も多いのでしょうか?

 

 

私はそのあたりまだわからないのですが(娘は生のトマトは食べてくれませんがそれ以外は今のところ大丈夫)、

 

 

仮にそういう傾向がある、としましょう。

 

 

すると、子どもは外食先で、苦手な野菜に向き合うことになります。

 

 

すると親は、「残さず食べなさい」と、

子どもの食事に気を使わなければならないかもしれません。

(ある程度の好き嫌いは受け入れる家庭も多いと思いますが。あくまで仮定です。)

 

 

そうなると、

せっかく外に出て非日常の食事を楽しみにきたのに、

親も子どももちょっと嫌な思いをすることになりかねません。

 

 

そういうことにならないよう、

みんなが気持ちよく食事を楽しめるよう、

野菜を控えめにする、という風になっているのかもしれません。

 

 

要は飲食店からお客様への思いやり。

 

 

 

 そう考えると、

たまーーーになら、

そういうランチをしても良いのかな、という気がしてきました。

 

 

個人的には、「もう少し野菜を」と思いますが、

バランスが崩れた分は、その日の晩や次の日以降リカバリーすることにして、

今日だけは大目に見る、

ということでも良いのではないでしょうか。