はみがきしながらスクワット

趣味や生活のブログ

主婦業をやってみてわかったことと我が家の電子レンジ(後編)

 

 

この記事の続きです。 

 

 

trekking.hatenablog.com

 

 

 

さて、

主婦業において一番の大仕事?とも言える夕食の献立と調理ですが、

どうしたら毎日気持ちよく続けられるでしょうか?

 

 

まず、そもそも作らないという選択肢もあると思います。 

我が家でも、

日中忙しかったり、土日に遠出をして疲れた日などは、

外食したりお惣菜を買って済ませることがよくあります。

 

 

ただ、それだとやはり高くついてしまうので、

基本的には毎日手作りごはんが中心になってきます。

 

 

 

毎日気持ちよく手作りする方法の一つが、

シンプルで変わり映えのしない食事、を「うちの当たり前」にすることだと思います。

 

「ごはん、具だくさん味噌汁、お漬物、以上!」

 

基本はこれで十分。

 

私がそう思うようになったのは、土井善晴先生の本の影響です。

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

 

詳しい感想は以下の記事に書いています。

 

trekking.hatenablog.com

 

 

ただ、やはり肉や魚は汁物とは別で食べたい時が多いので、

うちではこの3点セットにメインおかずがついたり、

ほうれん草のおひたしや旬の野菜の煮物などの副菜がついたりします。

 

それでも、「一汁一菜」を念頭に置いていることで、

気持ちがずいぶん楽になります。

 

 

ということをふまえたときに、

うちの電子レンジ(オーブンレンジ)に付属していたレシピ本が、

少々場違いなものに見えてきました。

 

 

数年前のそれなりに高機能なレンジで、

スチーム加熱や低温加熱ができたりします。

 

この機械そのものにはけっこう満足しているのですが、

せっかくのレシピ本が使いにくくて使いにくくて。

 

ページ構成自体も目次も「かんたん煮物」「煮物・ゆで物」「こんがり8分」など、

ほぼレンジ製作者の主観によるカテゴリで並べられていて、

何がどこに載っているやらさっぱりわからない、というところもその一つ。

 

 

ですが、何よりもその内容。

レシピの一番初めに載っているのは数種類の「コンフィ」。

 

 

 

 

コンフィ?????

 

 

なにそれ????

 

 

 

実家で生活していた時に出てきたことはおろか、

学校の給食でも、外食でも、

料理について人と話している中でも聞いたことがなかった単語。

 

 

そんな料理が、この電子レンジの機能を使って作れるメニューの一番最初に載っているのです。

(肉や魚をオリーブオイルなどにひたし低温でゆっくりと過熱する調理、のことだそうです。)

 

 

電子レンジを買ってはや3年。

これまで作ったこともないし、

家族からリクエストされることは今後もないでしょう。

 

 

コンフィの次には、ドライハーブやドライフルーツ、ジャムが続き、

お菓子類のページ、パンのページになっていきます。

 

パン、ピザ(フォカッチャなんてのもある)が一通り終わると、

突然「おかゆ」が現れ、ちょっとホッとします。

 

 

その他、いろいろなおかずや麺類などの主食が載っているのですが、

なんか惜しいんです。

 凝りすぎているんです。

 

 

白身魚のホイル焼き」にしても、原材料にえび、とか白ワイン、とかあるのを見ると、

ちょっとめんどくさそうだな、という気分になります。

白身魚があるのにあえてえびを入れる必要が無いような気がします。

 

(えびの調理がどうしてもしたくないわけではありません。

一年に一度くらいは、大量のえびをカラ剥き・背ワタ取りから処理する日があったりします。)

 

他にも、「ドライトマト」が出てきたり、

「たまりしょうゆ」やら「マスタード」やら「市販のタルタルソース」やら、

なんとなく凝った材料を使いがちで、

「今家にある材料で完全再現できないものが多い」という印象です。 

 

 

それもそのはず、

プロの調理師を育てる学校の先生方が考案したレシピが多数、とのこと。

 

 

家庭用のオーブンレンジで、

「プロみたいな料理がこんなに作れます!!」

と言われたところで、

あまり活用する機会がないというのが現実です。

 

 

主婦にとって大事なのは、料理のプロになることではなく、

あくまで毎日続けることだと思っているので。

 

 

家庭用の、主婦が毎日の調理に使う機械だと考えたときに、

ちょっと方向性が合わないのではないか、と思ってしまいます。

 

 

もちろん、この本が合うという人もいるでしょう。

凝った料理を手作りするのが好きな方にはうれしいレシピ本だと思います。

また、たまに変わったものが食べたくなった、余裕のある時には使えるかもしれません。

 

 

それに、さんまの塩焼きとか温泉卵とか、

本当にシンプルなレシピもあり、そういうものはありがたく活用しています。

 

ただ、個人的には、そういうシンプルなものを中心に、探しやすく載せてもらえれば、

主婦として、毎日の調理の中に組み込んでもう少し活用できたのかな、と思います。

 

 

 

以上、「コンフィ」の衝撃が伝えたくてつい書いてしまいました。

 

 

 

そうは言っても、

ないものねだりばかりしてもしょうがないので、

次回以降、私が活用しているレシピ本も紹介したいと思います。