はみがきしながらスクワット

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mont-bell ポケッタブルベビーキャリアを使用した感想・レビュー

この記事では、モンベルのポケッタブルベビーキャリア(だっこひも)を使用した感想について書いています。

 

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1133216

 

 

この抱っこひもを購入した経緯

実はこのモンベルのだっこひもを購入した当時、

すでにわが家には、だっこひもが2本ありました。

 

そのうち一つは、「ババスリング」の、いわゆるスリングで、ななめがけのシンプルなタイプ。

 

もう一つは、「ベビービョルン」の「one kai air」というしっかりしただっこひもです。

 

それなのになぜ3本目を買うに至ったのか。

 

その大きな理由は、私達夫婦が山登りを趣味としていることにありました。

 

 

 

同じくモンベルの、おんぶタイプ(ザック型)のベビーキャリアを使ってハイキングに行った時のこと。

 

(この時です)

 

trekking.hatenablog.com

 

 

 

このザック型のベビーキャリアは、4点のカチッと止めるベルトに加え、2点のストラップを締めることで子どもを固定するようになっています。

 

 

その日のハイキングの行程をほぼ終えたあたりにトイレがあったので、そこで1歳の娘のおむつ交換をすることにしました。

 

当然そこでベビーキャリアの固定を解いて娘を下ろします。

 

おむつ交換が終わると、私達は娘をベビーキャリアに入れるのが面倒になり、

駐車場まで10分程度の道のりを、私が娘を抱っこして歩くことにしました。

 

ところが、たかだか10分程度とはいえ、

真夏の暑い中、疲れている身には娘の重さがこたえます。

 

「重い~」と言いながら車までなんとか運びました。

 

そんなことがあったので、

山登りに携行できるだっこひもがあればいいなあ、

という思いから、セカンド抱っこひも(実際にはサード)の購入を考え始めました。

 

私達は、モンベル社製のだっこひもがあることを、店頭でザック型のものを買った時に知っていたので(というか他のライトな抱っこひもを知らなかった)、

モンベルの抱っこひもがすぐに候補になりました。

 

モンベル店舗にて試着、すぐに購入

それから2週間ほどたった日、

近くのモンベルストアに行って、目当ての抱っこひもを試着させてもらいました。

 

商品の棚に、使用できる期間が書かれていて、

  • 対面抱き:腰がすわって(6か月位)〜13kg(24か月位)
  • おんぶ:腰がすわって(6か月位)〜15kg(36か月位)

 

とのこと。

腰がすわった全体があるので、あくまでセカンド抱っこひもの位置づけですね。

 

使用できる期間が若干短い気もしますが、

13キロを超える幼児をまとまった時間抱っこすることは、そんなに無いのかもしれません。

 

 

店員さんの助言のもと、装着してみました。

その手順は、

 

  1. 腰ベルトのバックルをとめる
  2. 腰ベルトの長さを調節する
  3. 背中側になる固定用ベルトのバックルをとめる
  4. 肩ベルトに両腕を通す
  5. 子どもを抱き上げ、抱っこひもに上から入れる
  6. 肩ベルトのストラップの長さを調節する

 

といった感じでした。

 

軽い。そして簡単。

 

本体が軽く、しかも抱っこひも自体に若干伸縮性がありやわらかいので、フィット感が抜群。

 

店員さんによると、子どもと大人の間に仕切りがないため、普通の抱っこと同じような感覚だから嫌がりにくい、とのこと。

 

たしかにうちの子も全く嫌がらず、スポンと入って落ち着いていました。 

 

そのわりに重さの負担もあまり感じず。

 

抱っこひもから下ろす時も、ストラップをゆるめるか、固定用ベルトを外すだけなので、わりとスムーズです。

 

前向き抱っこはできませんが、おんぶには対応しています。

 

さらに、念願のお昼寝カバー(頭当て)もついています。

 

外ポケットも2つ付いていて機能的!

 

うち1つにはお昼寝カバーが収納されていて、

もう1つの大きいポケットには、本体をたたんで収納することができて、コンパクトに持ち運べます。

 

ポケットは、夏は保冷剤、冬はカイロなどを入れるのに良いそうです。

 

もちろん洗濯機で丸洗い可。

 

デザインはシンプルで男女問わず使えて、

お値段も、5900円+税とかなりお得!

 

即決で買って帰りました。

 

説明書を読んでわかったこと

購入後、説明書を改めて読むと、

連続しての使用は2時間以内、という注意書きがありました。

 

長時間外出時にはサブの抱っこひもということになりそうです。

 

また、説明書による装着方法は、

腰ベルトをとめただけの状態で子どもを抱き上げ、

左右の肩ベルトを通してから背中の固定用ベルトのバックルをとめ、

最後に肩ベルトのストラップを調節する、

という流れでした。

 

店頭では、大人が装着したところに子どもを上から入れる、という方法だったのでずいぶん違います。

 

実際にやってみると、店頭での方法の方が私は楽だと感じました。

 

子どもをエイヤッと高めに抱き上げる労力はいりますが、

説明書の方法だと、背中に手を回して固定用ベルトをとめようとしている間に子どもが動いて落ちそうな感じがして、なんとなく怖いので…

 

子どもがもう少し大きくなったらこちらの方が楽なのかもしれません。(現在8キロ)

 

 

外出した時の使用感

さっそく、近くへの外出の際に使ってみました。

 

荷物の入ったリュックを背負っているので対面抱きです。

 

最初は体の負担をほとんど感じず、私も快適でした。

 

20分位歩くと徐々に肩に重さを感じ始めましたが、

許容範囲かな、と思います。

肩ベルトや腰ベルトの調節にもよるかもしれません。

 

 

ただ少し気になったのが、

ストラップをそれなりに締めても、肩ベルトは子どもの肩を上からではなく横から押さえるような形になっているため、子どもが身をよじって腕を頭と同じところから出すことができる、というところです。

 

娘はその方が、指をしゃぶるなど、腕を自由にできて気に入っているようです。

 

この状態で、普通に歩いている分には子どもが落ちることはありませんが、

前かがみになると、頭側から滑り落ちかねません。

 

この点は注意しないといけないようです。

 

 

この抱っこひもの形状のメリットとしては、

正しい位置に子どもの腕がおさまっている場合、

抱っこひもで寝てしまっても頭が後ろにそり返りにくい

という点も発見。

 

私が持っているベビービョルンの抱っこひもだと、前向き抱っこができる兼ね合いで子どもの頭に当たる部分が簡単に折れ曲がるようになっており、

対面抱きで寝てしまうと頭がカクーンと後ろに倒れてしまいます。

 

そこはモンベルの抱っこひもの利点かなと思います。

 

上に書いたように腕が正しくない所に出ていても、

寝てしまってから大人が簡単に元に戻せるので大丈夫です。

 

 

また、店頭では気づかなかったのですが、

リュックなど荷物を身につけたまま着脱するのはちょっと難しいです。

子どもを乗せていて、リュックを背負ったまま肩ベルトを外すことはできないのと、

ストラップも調節しづらくなるからです。

その点、ベビービョルンの方は前面のバックルさえ外せば子どもを下ろせるので、リュックを外す必要がありません。

 

2019.12.2追記 おんぶも使いやすい 

娘が1歳4か月(約8.2キロ)になった頃から、モンベルの抱っこひもをおんぶで使うことが増えました。

 

着脱の方法もわりとわかりやすく、すぐに慣れることができました。

抱っこよりも肩への負担を感じにくく、個人的には抱っこよりおんぶの方が好きです。 

(外出時はリュックなので基本抱っこになりますが…)

 

trekking.hatenablog.com

 

まとめ〜mont-bellポケッタブルベビーキャリアのメリットとデメリット〜

さて、とりとめもなく書いてしまったので、

今回購入したモンベルの抱っこひもの長所短所を箇条書きにしてみました。

 

メリット(長所)

  • 軽くコンパクトで荷物に入れて持ち運びやすい
  • フィット感◎
  • ポケットがある
  • 頭当てがある
  • (正しい位置に子どもの腕があれば)寝てしまっても頭が反り返りにくい
  • おんぶ対応
  • デザインがシンプル
  • 値段が安くコストパフォーマンスが良い

 

 

デメリット(短所)

  • 安全面がやや弱め
  • 荷物を背負ったまま着脱しづらい
  • 前向き抱っこ非対応

 

 

という感じです。

総じて非常に良い買い物だったと思います。

 

ただ、あくまで個人の感想になりますので、

実際に店頭で試着してから購入することをおすすめします。