鼻がムズムズし出したのでそろそろ食事療法に本腰を入れよう
春ですね(!?)。
いやまあ暖冬なんですが、
旧暦では中国の春節と同じタイミングで新年を迎え、
そこからは基本的に春なんです。
今年は暖冬のせいか、早くも鼻がむずむず、顔がかゆくなってきました。
もう花粉が飛び始めているのでしょうか。
それとも年始のいろいろ(脂っこいものなどを結構食べた)の結果でしょうか。
後者のような気もします。
脂っこいものを食べると花粉症が発症するの!?
と思われる方もいるかもしれませんが、
アレルギーの原因は花粉などの物質だけではなく、
そもそも体がアレルギー症状を起こしやすい状態になっていることによるものです。
主なものが、オメガ3系の脂肪酸(リノレン酸)と、オメガ6系の脂肪酸(リノール酸)のバランスが崩れていることです。
多くの人が、植物油に多く含まれる(野菜や肉などあらゆる食べ物に含まれる)リノール酸のとりすぎになっています。
したがって、それらのバランスを整えることで花粉症などアレルギー症状を抑えることができる、
というのが、『花粉症が治った』という本で勧められている食事療法です。
私は昨年実際にこの本の方法を試した結果、
ほとんど花粉症の症状が出ないままシーズンを過ごすことができました。
詳しくは過去の記事に書いています(アプリからリンク貼れない…)
具体的には、植物油脂を含む食品を一切とらず、その代わりに魚をたくさん食べる(DHA・EPAを多く含む魚がベター)生活を1週間以上続ける、というのがこの食事療法の中心です。
あと、畜産物を控えめにすることや、早食い大食いをしないことも大切。胃腸への負担を抑えるためです。
最初に書いた「植物油脂を一切とらない」というのは、実際結構ハードルが高いのです。
市販のお菓子や加工食品には大概何かしらの植物油脂が入っています。
チューブのわさびなんかにも入っています。
外食でも注意してメニューを選ばないといけません。
そこでさらに壁となってくるのが、12月〜4月くらいのこのシーズン。
クリスマスやお正月、忘年会新年会のシーズンで暴飲暴食で胃腸をいじめ、
冬休みの旅行や帰省のお土産のお菓子なんかも食べることになったり。
それらが少し落ち着いたかと思ったら2月にはバレンタイン。
シンプルな構成で植物油脂の入らないチョコもありますが、植物油脂の入ったもの(高いチョコにも入っていたりします)も多くあります。
3月にはホワイトデーがあり、年度末年度始めの歓送迎会シーズンに突入します。
というわけで、スギ花粉やヒノキ花粉がよくとぶシーズンは、食事療法を始めるのにあまり向いていないシーズンなのかもしれません。
ですが、1月に1月の生活をした結果、私はすでに鼻がむずむず、症状が出始めてしまいました。
(あるいはナッツの入ったチョコを食べたからかも…私はナッツ類を食べても鼻がむずむずします。)
そこで、そろそろ食事療法を意識して、
植物油を絶っていこうかな、と。
今年も穏やかな春になりますように。