「旧暦」がおもしろい!『旧暦と暮らす』中間レビュー
『旧暦と暮らす スローライフの知恵ごよみ』
を読んでいます。
読みました、ではなく、読んでいます。
途中です。
途中なのに、あまりに面白くて言わずにはいられなくなってしまった、そんな本です。
これです。
この本を買った古書店がまた、すごーくいい感じで(古本屋、より古書店と呼びたい)、
その件についてもまた別途書きたいと思います。
はい、置いといて、
どんな本かと言いますと、
なかなかに頭を使う、頭の体操ができる本なのです。
表紙の「スローライフの知恵ごよみ」のほんわかしたフォントにだまされてはいけません。笑
出だしからいきなり、ヨットで太平洋を横断して日本に帰るにあたり、これくらいの速さだから一日当たり緯度はいくら、経度はいくら移動して、みたいな話で始まります。
そこでグッッとつかまれたら、
次いで旧暦とは何かの説明が頭に流れ込んできます。
地球の公転周期、月の公転周期のことなど。
そして登場する旧暦(太陰太陽暦、農暦)と新暦(現在のカレンダーの暦)を照らし合わせた円周図。
文章を読みながらこれとにらめっこです。
私の拙い文章力では伝えるのが難しいのですが、
この、ちょっと頭を使う感じがとても楽しい。
でもそれだけじゃなく、内容がすごく面白い。
旧暦って、自然のバイオリズムと見事に一致していて、季節や気候の予測に役立つんですって。
すごい!
旧暦では、1か月が29日か30日(新月の日が1日になる)しかないため、調整のために閏月を設けています。
その閏月になるのは、二十四節気の「中気」が入らない月。(例外もあるようです。)
(知らない方にはなんのこっちゃ、という感じだと思います。)
例えば閏月が5月の後に入り「閏5月」となる場合、
実際の体感として、夏が長い年になるそうです。
すごい!!
とりあえず、序盤を読んだだけで、旧暦の面白さにはまってしまいました。
旧暦カレンダーほしい。
全部読んだらまた感想書きます。