主婦業をやってみてわかったことと我が家の電子レンジ(前編)
1人目の子どもの出産にあたり、産前産後休暇、育児休暇を取得しました。
それまでは夫婦フルタイムで共働き、
家事はその時々にやれる人がやる、という感じで特に分担を決めることもなく、
夫婦どちらもゆるく家事に関わっていました。
しかし、私が産休に入ってからは、
私が家にずっといるので、
必然的に9割以上の家事そして育児をすることになりました。
幸いなことに夫は家庭のことに協力的で、
ごみ出しや郵便物の取り込み、
朝の子どものおむつ替えや着替えのお世話、
気になる場所の掃除などをしてくれます。
そんな中、洗濯や基本の掃除、ごはんを作ることなどはほぼ毎日私の仕事です。
特に夕食は、毎日何を作ろうかと献立に頭を悩ませることになります。
主婦業の一番の大変さは、みんな言っていることですが、
毎日続く(しかも一生続く)ということでしょう。
そして、主婦業において一番大事なことも、
毎日続けるということだと、
自分が主婦業を体験してみてわかりました。
土日休みなどもなく、毎日同じことを繰り返し行わないといけないとなると人は何を考えるか。
私が気の短い人間だからということもありますが(エレベーターを待つのとか苦手)、
作業にかかる時間を一秒でも短縮したい、という強い思いが生まれました。
なにせ1歳の子どもがいると、
おむつ替え前も途中も逃げるし、食事も散らかしまくるし、
一人で遊んでいることもあるけどかまってあげないといけないことも多く(絵本をせがまれるとエンドレス)、
それだけでかなりの時間をとられるのです。
家事の時間のムダを減らせば、
浮いた時間を子どもとのスキンシップ、家の中の整理整頓、自分の好きなことなどにあてられます。
夫がごみ出しをした後、私がゴミ袋をゴミ箱にセットするにあたり動き回る範囲が広すくて面倒だったので、
ゴミ袋ストックの配置をゴミ箱近くに変えました。
掃除機をかけやすいように、床に直置きする物を減らしました。
とか、そのくらいのレベルのささいな、こまごまとした時間短縮。
でもこれが大事なんです。
作業が効率的になり、気持ちよく行えるようになると、
家事をする側としては、ストレスが減り、より心穏やかに日々を過ごすことができます。
そうなると、
家族に対しても、心の余裕をもって接することができるようになります。
物理的にも、家の中がスッキリして、
家族がすごしやすい家、帰ってきたくなる家となっていくのではないでしょうか。
大げさなようですが、
主婦業を毎日気持ちよく続けられるということは、
家族全員の幸せにつながるのだと思います。
こちらの記事に続きます。