はみがきしながらスクワット

趣味や生活のブログ

自炊で何がめんどくさいか

自炊歴十数年の私ですが、未だに料理をするのが面倒くさいと思うことが多々あります。

 

まず、毎日毎日のことで休みがない。

休みは作ろうと思えば作れますが(外食やお惣菜)、

費用がかさみますし、

健康に生きることの基本のような気もするので、

なるべく自分で作りたいとは思います(と言いつつ週末は昼食を外で食べることも多いです)。

 

自分で調理をするには、

まず献立を考えて、

必要な材料を買って、

野菜を洗ったり切ったり、

肉や魚を切ったり下味をつけたり、

それからフライパンや鍋で火を通し、

食器に盛り付けてやっと完成、

という工程を経なければなりません。

 

洗い物も出るので、

適宜調理器具を洗ってシンクや調理台を使いやすくしながら、という段取りも必要です。

 

野菜も固いものは力がいるし、

種などを除くのが面倒なものもあるし、

肉などを触ったら石鹸で手を洗わないといけません。

 

そして大前提となっている献立を考えることがかなり面倒。

数冊のレシピ本を見比べて3、4日分の献立をまとめて考えたりしていましたが、

すぐに3、4日経ってしまい、また考えないといけなくなります。

 

でも最近は、家庭料理はシンプルで良い、いつも同じようなもので良い、と割り切ることができるようになりました。

それを教えてくれたのはこの本です。

 

一汁一菜でよいという提案

一汁一菜でよいという提案

 

 

ただ、現実には一汁一菜では足りなかったり、味噌汁に入れにくい食材も食べたかったりするので、

だいたい毎日肉か魚のメインを別で用意したり、副菜を作ったりしています。

 

最近は離乳食作りも経験し、自分の調理も少しはこなれてきたような気がします。

そんな中で浮かんできたのが、

レシピ本を見ながら作るのがめんどくさい

という気持ちです。

 

初めて作るメニューなどでは計量もちゃんと大さじ小さじのスプーンを使ってやったりもしますし、

工程をいちいち本で確認しながらだと余計な時間がかかったり、かといって確認を怠ると大事な工程を見落としてしまったりします。

何冊も本があると、作りたい料理がどこに載っていたか探さないといけないことにもなります。

 

そこで最近は、何回も作ってレシピを覚えることに力を入れています。

何回もといっても、自然と2〜3週間かそれ以上間があいたりしますが…

 

また、しょうゆなどの加減も、

2回目以降は計らないで自分の感覚でやってみたりして、味加減の感覚をつかむようにしています。

しょうゆ・みりん、しょうゆ・砂糖系の煮物はわりと自分の感覚でも失敗しなくなってきました。

 

でも多少失敗してもいい。食材の状態や大きさなどによって、変化があって当たり前。味が濃かったり薄かったりしてもいい。それが家庭の味だということも、先の本の教えです。

 

 

覚えてしまえば、時間短縮になり、ぐんと気分良く調理することができます。

ひとつレシピを覚えると食材を変えて応用もしやすくなり、余裕が出てきます。

 

 

レシピを覚えて自分のレパートリーを増やしていくにあたり、

個人的におすすめなのが、

料理ノートを作るという方法。

 

元々は、私が大学進学で一人暮らしする時に、母親が料理の基本などをメモしてくれたノートです。

 

今はそこに、何回も作りたい料理のレシピを書き写し、

忘れた時に見返したりしています。

 

書き写しているのはインターネットで見つけたレシピが多いです。

作るたびにタブレットなどを開くのは面倒ですし、

書き写すことでちょっと頭に入ったりもします。

 

覚えるのが難しくても、これなら自分のレパートリーを整理することができます。

迷ったらこれ、という選択肢が明確になります。

 

レシピ本に載っているもので、

どの本のどのあたりに載っているか把握している料理であれば、

書き写さなくても良いと思います。

 

 

とにかく、本を見ながら作るのはめんどくさいので、レシピと味加減の感覚を覚えること。

そしてレパートリーを増やしたい時や本の中に作りたい料理がある時、あるいは冷蔵庫の食材の処理に困った時などには、レシピ本を活用しましょう。

これが自炊が楽になる近道なのではないかという気がしています。